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インテグレーションバージョン2.3.0

概要

このチェックは、Datadog Agent を通じて Temporal を監視します。

セットアップ

ホストで実行されている Agent 用にこのチェックをインストールおよび構成する場合は、以下の手順に従ってください。コンテナ環境の場合は、オートディスカバリーのインテグレーションテンプレートのガイドを参照してこの手順を行ってください。

インストール

Temporal チェックは Datadog Agent パッケージに含まれています。 サーバーに追加でインストールする必要はありません。

構成

  1. Temporal の公式ドキュメントに従って、prometheus エンドポイント経由でメトリクスを公開するように Temporal サービスを構成してください。

  2. Temporal のパフォーマンスデータの収集を開始するには、Agent の構成ディレクトリのルートの conf.d/ フォルダーにある temporal.d/conf.yaml ファイルを編集します。

まずは、Temporal サーバーの構成にある listenAddresshandlerPath オプションに合うように openmetrics_endpoint オプションを構成します。

クラスター内の Temporal サービスが独立してデプロイされている場合、各サービスは独自のメトリクスを公開することに注意してください。そのため、監視したいサービスごとに prometheus エンドポイントを構成し、それぞれのサービスに対してインテグレーションの構成で別の instance を定義する必要があります。

使用可能なすべてのコンフィギュレーションオプションの詳細については、サンプル temporal.d/conf.yaml を参照してください。

ログ収集

  1. Datadog Agent で、ログの収集はデフォルトで無効になっています。以下のように、datadog.yaml ファイルでこれを有効にします。

    logs_enabled: true
    
  2. 公式ドキュメントに従って、Temporal Cluster がログをファイルに出力するように構成します。

  3. temporal.d/conf.yaml ファイルの logs 構成ブロックのコメントを解除して編集し、path が Temporal Cluster で構成したファイルを指すように設定します。

logs:
  - type: file
    path: /var/log/temporal/temporal-server.log
    source: temporal
  1. Agent を再起動します

検証

Agent のステータスサブコマンドを実行し、Checks セクションで temporal を探します。

収集データ

メトリクス

イベント

Temporal インテグレーションには、イベントは含まれません。

サービスチェック

Logs

Temporal インテグレーションは、Temporal Cluster からログを収集し、Datadog に転送することができます。

トラブルシューティング

ご不明な点は、Datadog のサポートチームまでお問合せください。

その他の参考資料

お役に立つドキュメント、リンクや記事:

PREVIEWING: may/embedded-workflows