Supported OS
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概要
Teradata は、マルチクラウドデータプラットフォーム内のエンタープライズレベルのリレーショナルデータベース管理システムです。
このチェックでは、Datadog Agent を通じて Teradata を監視します。Datadog-Teradata インテグレーションを有効にして、Teradata のパフォーマンス、ディスク使用量、リソース消費量を表示します。
セットアップ
ホストで実行されている Agent 用にこのチェックをインストールおよび構成する場合は、以下の手順に従ってください。コンテナ環境の場合は、オートディスカバリーのインテグレーションテンプレートのガイドを参照してこの手順を行ってください。
インストール
Teradata チェックは Datadog Agent パッケージに含まれています。
Teradata の準備
- Teradata SQL Driver for Python をダウンロードし、お使いの OS の埋め込み Agent pip コマンドを使用してインストールします。
Linux
sudo -Hu dd-agent /opt/datadog-agent/embedded/bin/pip install teradatasql
Windows
%PROGRAMFILES%\Datadog\"Datadog Agent"\embedded<PYTHON_MAJOR_VERSION>\python -m pip install teradatasql
- Teradata Database にアクセスできる、読み取り専用の
datadog
ユーザーを作成します。Teradata Database 上で BTEQ
セッションを開始します。
CREATE USER "datadog" AS PASSWORD="<PASSWORD>";
任意ですが、強くお勧めします。読み取り専用で監視するために指定された datadog
ユーザーに新規または既存のロールを付与します。
GRANT "<READ_ONLY_ROLE>" TO "datadog";
Teradata システムは、デフォルトでほとんどの Data Dictionary ビューで PUBLIC に SELECT
権限を付与しています。すべての Teradata Database ユーザーは PUBLIC
権限を持ちます。
- リソースの使用量メトリクスを収集するには、SPMA Resource Usage Table を有効にします。これは、
ctl
Teradata Utility を使用して行います。
# ctl セッションの開始
ctl
# RSS 画面の表示
screen rss
# SPMA リソース使用量テーブルの有効化
SPMA=yes
# 構成設定の保存
write
注: SPMA Resource Table はデフォルトで 10 分毎に統計情報をログ収集します。ログの記録間隔は rss
画面で ctl
を使用して構成することができます。リソース使用量のロギングはデータベースのパフォーマンスに影響を与える可能性があります。Resource Usage のロギング頻度を減らすには、Node Logging Rate
設定のロギング間隔を長くしてください。Resource Usage Logging の詳細については、Teradata ドキュメントを参照してください。
- Teradata インテグレーションは、デフォルトで DBC.DiskSpaceV システムビューからディスクスペースメトリクスを収集します。データベーステーブルのディスクスペースメトリクスを追加で収集するには、
collect_table_disk_metrics
オプションを有効にします。
collect_table_disk_metrics: true
監視するテーブルをフィルターするには、tables
オプションを構成します。
監視するテーブルをリストで指定します。
tables:
- <TABLE_1>
- <TABLE_2>
include
と exclude
オプションでマップを指定し、監視するテーブルをカスタマイズすることができます。
tables:
include:
- <TABLE_1>
- <TABLE_2>
exclude:
- <TABLE_3>
構成
teradata のパフォーマンスデータの収集を開始するには、Agent のコンフィギュレーションディレクトリのルートにある conf.d/
フォルダーの teradata.d/conf.yaml
ファイルを編集します。使用可能なすべてのコンフィギュレーションオプションの詳細については、サンプル teradata.d/conf.yaml を参照してください。
Agent を再起動します。
検証
Agent の status サブコマンドを実行し、Checks セクションで teradata
を探します。
収集データ
メトリクス
イベント
Teradata インテグレーションには、イベントは含まれません。
サービスチェック
トラブルシューティング
ご不明な点は、Datadog のサポートチームまでお問合せください。