使用属性

概要

Usage Attribution は、Enterprise プランに含まれる高度な機能です。他のプランをご利用中で、この機能をご希望の場合は、アカウント担当者または success@datadoghq.com までお問い合わせください。

管理者または Usage Read 権限を持つユーザーは、Datadog の Plan & Usage セクションから Usage Attribution タブにアクセスできます。 Usage Attribution ページでは、以下の情報と機能を提供します。

使用方法が分類されている既存のタグキーを一覧表示し、新しいタグキー（最大 3 つ）を変更および追加する機能を提供します。
各月末の使用量を要約し、タグ別に時間経過とともに使用量を視覚化します。
月次および時間ごとの CSV ファイルを生成します。

この機能は、インスツルメンテーション中にタグ付けできない製品の使用量には対応していません。例えば、Incident Management ユーザー、CI Pipeline and Test ユーザー、並列テストスロット、監査証跡などです。

はじめに

日次データの受信を開始するには、管理者はレポートのタグを選択する必要があります。

Edit Tags ポップオーバーでは、以下のことが可能です。

ドロップダウンから最大 3 つのタグキーを入力できます。ドロップダウンには、ルートアカウントとアカウントの子オーガニゼーションの両方の既存のタグが事前に入力されています。
既存のタグの削除と編集ができます。

タグが構成されると、最初のレポートが生成されるまで 24 時間かかります。
レポートは継続的に生成されます。
タグを変更すると、新しいレポートには新しいタグが反映されますが、以前のレポートはそのまま古いタグを維持します。
月次レポートには、最新のタグのセットが反映されます。月の途中でタグが変更された場合、各レポート期間に対して部分月レポートが作成されます。

合計使用量

月次使用属性

月次レポートは毎日更新され、月初から現在の日付までの使用量データを集計します。

ファセットセレクタを使用して、特定の製品、タグ、組織のデータを選択できます。
選択したタグキーでデータをグループ化したり、グループ化解除したりすることができます。
Value and Percentage options are available for table display.
テーブルのデータは、一部の製品を含むように編集することができます。
マルチオーガニゼーションを有効にすると、使用方法は親アカウントの全 Datadog オーガニゼーションが要約されます。
前の月のレポートには、タイムセレクターからアクセスできます。
レポートは CSV 形式でダウンロードできます。これらの CSV レポートには、使用数とパーセンテージの両方が含まれており、割り当てやチャージバックの簡素化が可能です。パーセンテージは組織ごとに計算されます。

API を使用して月次データを取得することもできます。詳細については、API エンドポイントのドキュメントを参照してください。

1 時間ごとの使用量属性

時間単位のデータは API を使用して引き出すことができます。詳細については、API エンドポイントのドキュメントを参照してください。

データの解釈

次のテーブルは、app タグと service タグ別のインフラ使用量の日次レポート例です。

public_id	時間	app	サービス	total_usage
publicid1	2022-03-31 00:00:00	<empty>	service1 \| service2	50
publicid1	2022-03-31 09:00:00	app1		28
publicid1	2022-03-31 18:00:00	app2	service3	1023

値が<empty> というのは、リソースがそれぞれのタグでタグ付けされたものの、そこに値が無いことを意味します。
値が無いというのは、リソースがその特定のタグにタグ付けされていないという意味です。
パイプ (|) 区切り値 (例、service1 | service2) は、特定のタグがリソースに複数回適用されたことを意味します。
有効なタグの値 ([タグの定義に関するドキュメント]を参照3) は、それぞれのタグの実際の値を意味します。

詳細なデータ分析

複数のタグを使用する場合、時間単位および月次使用属性レポートにはタグの全通りの組み合わデータが含まれるため、詳細なデータ分析タスクのベースデータセットとして使用することができます。たとえば、グループ化やピボットでタグのサブセットに注目したビューを表示したり、任意の日付範囲の中で集計を行うことができます。