概要
ブロック Blob コンポーネントを使用すると、Azure 環境のブロック BLOB を表現して視覚化できます。
ツールバー
ツールバーを使用して、コンポーネントの構成とカスタマイズを行います。以下のオプションがあります。
- Color: 3D ビューでコンポーネント本体のアクセントカラーと塗りつぶしカラーを選択します。
- Tier: BLOB のストレージ階層を選択します。
- Redundancy: プライマリおよびセカンダリのリージョンで、データのレプリケーションをどのように行うかを選択します。
- Storage (GiB): BLOB で利用可能なデータの総量をギビバイト単位で入力します。
API
Cloudcraft API を使用して、プログラムでアーキテクチャ図にアクセスし、JSON オブジェクトとしてレンダリングします。以下は、ブロック Blob コンポーネントの JSON オブジェクトの例です。
スキーマ
{
"type": "azureblob",
"id": "c198aeb5-b774-496d-9802-75e6d2407ab1",
"region": "eastus",
"mapPos": [0,7],
"tier": "Standard",
"redundancy": "LRS",
"storageGb": 1,
"color": {
"isometric": null,
"2d": null
},
"accentColor": {
"isometric": null,
"2d": null
},
"link": "https://azure.microsoft.com/products/storage/blobs/",
"locked": true
}
- type: 文字列: コンポーネントのタイプ。このコンポーネントには
azureblob
という文字列を指定する必要があります。 - id: 文字列、uuid: コンポーネントの一意な識別子。API は内部的に UUID v4 を使用しますが、任意の一意な文字列を受け付けます。
- resourceId: 文字列: Azure 内のコンポーネントのグローバルに一意な識別子。
- region: 文字列: コンポーネントの Azure リージョン。API は、中国を除くすべてのグローバルリージョンをサポートしています。
- mapPos: 配列: ブループリント内のコンポーネントの位置。API では、一意の X 座標と Y 座標のペアを使用して位置を表現します。
- tier: 文字列: BLOB のストレージレベル階層。
Premium
、Hot
、Cool
、Standard
の 4 つの値のいずれかを指定します。デフォルトは Standard
です。 - redundancy: 文字列: データをリージョン間でどのように複製するかを決める冗長性のオプション。
LRS
、 ZRS
、GRS
、RA-GRS
の 4 つの値のいずれかを指定します。デフォルトは LRS
です。 - storageGb: 数値: BLOB で利用可能なデータの総量 (ギビバイト単位)。デフォルトは
0
です。 - color: オブジェクト: コンポーネント本体の塗りつぶし色。
- isometric: 文字列: 3D ビューでのコンポーネント本体の 16 進数カラー。デフォルトは
#CEE0F5
です。 - 2d: 文字列: 2D ビューでのコンポーネント本体の 16 進数カラー。デフォルトは
null
です。
- accentColor: オブジェクト: コンポーネントロゴのアクセントカラー。
- isometric: 文字列: 3D ビューでのコンポーネントロゴの 16 進数カラー。デフォルトは
#0078D4
です。 - 2d: 文字列: 2D ビューでのコンポーネントロゴの 16 進数カラー。デフォルトは
null
です。
- link: 文字列、uri: コンポーネントを別の図や外部の Web サイトにリンクする URI。
blueprint://
または https://
の 2 つの形式のどちらかを指定します。 - locked: ブール値: Web インターフェイスを通してコンポーネントの位置の変更を許可するかどうか。デフォルトは
false
です。