Datadog Agent Integration Developer Tool をインストールする
このドキュメントでは、Agent ベースのインテグレーションで動作する Python 環境のセットアップ方法 (インタープリターと開発者ツールのインストールを含む) について説明します。
Python のインストール
多くのオペレーティングシステムには、Python がプリインストールされています。しかし、デフォルトでインストールされている Python のバージョンは、最新の Agent で使用されているものとは異なる場合があります。インテグレーションを実行するために必要なものがすべて揃っていることを確認するために、専用の Python インタープリターをインストールしてください。
Homebrew を使って Python 3.11 をインストールします。
Homebrew を更新します。
Python をインストールします。
Homebrew のインストール出力を確認し、インストールスクリプトが推奨する追加のコマンドを実行します。
Python のバイナリが PATH
にインストールされていることと、正しいバージョンがインストールされていることを確認してください。
You should see the following output depending on your Mac architecture:
- ARM (M1+) マシン:
/opt/homebrew/bin/python3.11
- Intel マシンの MacOS:
/usr/local/bin/python3.11
- Python 3.11 64 ビット版の実行形式インストーラーをダウンロードして実行します。
- Python を PATH に追加するオプションを選択します。
- Install Now をクリックします。
- インストールが完了したら、マシンを再起動します。
- Python のバイナリが
PATH
にインストールされていることを確認します。> where python
C:\Users\<USER>\AppData\Local\Programs\Python\Python39\python.exe
Linux でのインストールでは、システム Python の変更は避けてください。Datadog では pyenv や miniconda を使用して Python 3.11 をインストールすることを推奨しています。
開発者ツールのインストール
ddev
CLI をインストールするには 2 つの方法があります。
GUI を使ってインストール
- ブラウザで以下の
.msi
ファイルのいずれかをダウンロードします。 - ダウンロードしたファイルを実行し、画面の指示に従います。
- ターミナルを再起動します。
ddev
コマンドが PATH
に追加されていることを確認するために、以下のコマンドを実行して ddev
バージョンを取得します。
コマンドラインからインストール
- Download the file using the
curl
command. The -L option allows for redirects, and the -o option specifies the file name to which the downloaded package is written. In this example, the file is written to ddev-10.2.0.pkg
in the current directory.curl -L -o ddev-10.2.0.pkg https://github.com/DataDog/integrations-core/releases/download/ddev-v10.2.0/ddev-10.2.0.pkg
- ダウンロードした
.pkg
ファイルをソースとして指定して、macOS 標準の installer
プログラムを実行します。インストールするパッケージの名前を -pkg
パラメーターで指定し、パッケージをインストールするドライブを -target /
パラメーターで指定します。ファイルは /usr/local/ddev
にインストールされ、シェルに /usr/local/ddev
ディレクトリを追加するように指示するエントリが /etc/paths.d/ddev
に作成されます。これらのフォルダに書き込み権限を与えるには、コマンドに sudo
を含める必要があります。sudo installer -pkg ./ddev-10.2.0.pkg -target /
- ターミナルを再起動します。
- シェルが
PATH
にある ddev
コマンドを見つけて実行できることを確認するには、以下のコマンドを使用します。
- Windows 標準の
msiexec
プログラムを使用して、.msi
ファイルの 1 つをソースとして指定して、インストーラーをダウンロードして実行します。パラメーターに /passive
と /i
を指定して、無人での通常のインストールをリクエストします。x64
:msiexec /passive /i https://github.com/DataDog/integrations-core/releases/download/ddev-v10.2.0/ddev-10.2.0-x64.msi
x86
:msiexec /passive /i https://github.com/DataDog/integrations-core/releases/download/ddev-v10.2.0/ddev-10.2.0-x86.msi
- ターミナルを再起動します。
- シェルが
PATH
にある ddev
コマンドを見つけて実行できることを確認するには、以下のコマンドを使用します。
スタンドアロンバイナリからインストール
プラットフォームとアーキテクチャに対応するアーカイブをダウンロードしたら、バイナリを PATH
にあるディレクトリに展開し、バイナリの名前を ddev
に変更します。