概要
Sentry は、セルフホスト型およびクラウド型のアプリケーションパフォーマンスモニタリングとエラー追跡を提供し、ソフトウェアチームがより明確な情報を把握し、迅速に解決し、継続的に学習できるようにします。
Datadog Sentry インテグレーションは、Sentry イベントを自動的に Datadog イベントストリームに転送し、エラーやバグ修正の検索やコメント、Sentry エラーと他のシステムのメトリクスやデータとの相関付けを可能にします。
セットアップ
インストール
次の手順で Sentry インテグレーションをセットアップします。
- Sentry にログインします。
- Settings > Projects に移動し、適切なプロジェクトを選択します。
- 左側で、Legacy Integrations を選択します。
- Webhooks integration までスクロールダウンし、スライダートグルをクリックしてインテグレーションを有効化し、次に Configure Plugin をクリックします。
- Callback URLs’ の下に、インテグレーションタイルからコピーしたコールバック URL を入力します。
- Save changes をクリックします。
- 必要に応じて、Enable Plugin をクリックしてインテグレーションを有効にします。
デフォルトでは、Sentry は、(既にログに記録された例外の新しいインスタンスではなく) 新しい例外が発生するたびに、Webhook にイベントデータを ping します。別の (または追加の) トリガーが必要な場合は、プロジェクト設定の Alerts セクションで構成できます。
エラーにホスト名を追加する (オプション)
Sentry が報告するサーバー名が Datadog が認識するホスト名と一致しないことがあります。これを解決するには、各イベントにアタッチされている server_name
タグにカスタム値を設定します。
Sentry のデフォルトの server_name
の値を保持したまま、別のホスト名を使用するには、イベントに hostname
タグを設定します。特定の言語については、Sentry の タグのカスタマイズのドキュメントを参照してください。
トラブルシューティング
Datadog で Sentry のエラーが消えている
Datadog から Sentry のエラーが消えている場合、Sentry Webhook がトリガーされていない可能性があります。これは以下のシナリオが原因であることが考えられます。
規則がトリガーされた場合にのみ、アラートが送信される。
たとえば、規則条件が「イベントが最初に表示されたとき」である場合、新しい問題が作成されるまで、アラートはディスパッチされません。プロジェクトが受信している問題のユニーク数によっては、少し時間がかかります。
通知インテグレーションが無効化されている。
通知インテグレーションが、規則アクションで特定のサービスとして有効化されている、または「すべての有効化されたサービス」に含まれていることを確認してください。
参考資料