RUM デプロイメント追跡の概要

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概要

チームが迅速に反復してコードを展開すると、エラーの急増やページロード時間の低下の原因となった正確な変更を見つけることが困難になることがあります。RUM デプロイメント追跡を使用すると、最近のデプロイメントやリリースがアプリケーション内でパフォーマンスの問題を引き起こしている場合に、その原因を特定することができます。

セットアップ

version タグを使用すると、ソフトウェアデプロイメント戦略をサポートするために、デプロイメントとサービスの動作を監視することができます。RUM デプロイメント追跡を開始するには、アプリケーションに RUM バージョンを追加する必要があります。

ブラウザ RUM

import { datadogRum } from '@datadog/browser-rum';

// Datadog ブラウザ SDK の初期化
datadogRum.init({
  ...
  version: '1.0.0',
  ...
});

window.DD_RUM.onReady(function() {
    window.DD_RUM.init({
      ...
      version: '1.0.0',
      ...
    })
})

window.DD_RUM &&
    window.DD_RUM.init({
      ...
      version: '1.0.0',
      ...
    })

モバイル RUM

Android RUM

The version tag is captured automatically from the application’s manifest.

iOS RUM

The version tag is captured automatically from the application’s info.plist.

Analyze your deployment performance in RUM

Application Overview ページでバージョンタグを使用する

バージョンタグで構成されたアプリケーションには、Application Overview ページに Deployment Tracking セクションがあります。Deployment Tracking セクションには、選択した時間間隔にアクティブだったアプリケーションとサービスのすべてのバージョンが表示されます。

これにより、問題に気づいたらすぐにリリース候補をロールバックすることができ、ネガティブなユーザー体験を回避することができます。これらのすぐに使えるグラフは、バージョン間で集計されるので、アプリケーションの問題が深刻な問題に発展する前に、簡単に特定することができます。

以下を確認できます。

バージョン別 P75 ロード時間
バージョン別総ユーザーセッション数
バージョン別のエラー率

これらのウィジェットの下の表では、以下を確認できます。

アプリケーションとそのサービスに対して、期間内にデプロイされたバージョン名。
そのバージョンのユーザーセッション数
ビューあたりの平均エラー数
P75 ロード時間
Core Web Vitals の P75

これらのウィジェットは、ダッシュボードやモニターにエクスポートすることができます。

デプロイメントの比較

List of Versions* 表の任意のバージョン行をクリックすると、バージョン比較ページが表示され、同じサービスの 2 つのバージョンを比較することができます。デフォルトでは、選択されたバージョンは過去のすべてのバージョンと比較されます。過去 30 日以内の任意の 2 つのバージョンを比較するように選択を変更することができます。

Application Overview ページにあるグラフと同様に、User Sessions、Core Web Vitals、Errors グラフは、デプロイメントロールアウトの概要やエラー率の急上昇を表示します。このページでは、グラフは比較のために選択したバージョンを強調表示し、その他のバージョンはすべてグレーで表示され、コンテキストを追加します。

リリースを監視する際に、コードのデプロイメントのパフォーマンスを既存のライブコードと比較し、新しいコードが適切に動作しているか、バージョン間で新しいエラーが表面化していないかを確認するのに役立ちます。

Issues タブでは、2 つのバージョンで検出されたエラーの違いを表示し、以下をハイライトします。

バージョン別のエラー数
バージョン別のエラーが発生したビューの割合
エラー追跡の問題

RUM デプロイメント追跡パワーパックを確認する

ダッシュボードのパワーパックメニューから “Deployment Version Tracking” パワーパックを検索して、RUM サービスのデプロイメント追跡をダッシュボードに追加することができます。その後、繰り返し、他のウィジェットをダッシュボードに追加して、チームが新機能を安全にリリースできるようにすることができます。

Application Overview ページでバージョンタグを使用する

これにより、問題を見つけたらすぐにリリース候補を素早くロールバックすることができ、ネガティブなユーザー体験を回避することができます。これらのすぐに使えるグラフは、バージョン間で集計されるので、アプリケーションの問題が深刻な問題に発展する前に、簡単に特定することができます。

以下を確認できます。

バージョン別の平均アプリケーション開始時間
バージョン別総ユーザーセッション数
バージョン別のエラー率

これらのウィジェットの下の表では、以下を確認できます。

アプリケーションとそのサービスに対して、期間内にデプロイされたバージョン名。
そのバージョンのアプリの起動数
エラー率
クラッシュ率
P90 アプリケーション開始時間

これらのウィジェットは、ダッシュボードやモニターにエクスポートすることができます。

デプロイメントの比較

List of Versions 表の任意のバージョン行をクリックすると、バージョン比較ページが表示され、同じサービスの 2 つのバージョンを比較することができます。デフォルトでは、選択されたバージョンは過去のすべてのバージョンと比較されます。過去 30 日以内の任意の 2 つのバージョンを比較するように選択を変更することができます。

Application Overview ページにあるグラフと同様に、User Sessions、Mobile Vitals、Errors グラフは、デプロイメントロールアウトの概要やエラー率の急上昇を表示します。このページでは、グラフは比較のために選択したバージョンを強調表示し、その他のバージョンはすべてグレーで表示され、コンテキストを追加します。

リリースを監視する際に、コードのデプロイメントのパフォーマンスを既存のライブコードと比較し、新しいコードが適切に動作しているか、バージョン間で新しいエラーが表面化していないかを確認するのが簡単になります。