メールによるイベント送信

Events with email is not supported on

アプリケーションに既存の Datadog インテグレーションがなく、カスタム Agent チェックを作成したくない場合、メールでイベントを送信することができます。これは、Amazon SNS トピックに公開されたメッセージでも可能です。詳細は、Amazon SNS のメールから Datadog のイベントを作成するガイドをお読みください。

セットアップ

イベントをメールで送信するには、Datadog 専用のメールアドレスを取得する必要があります。

  1. Datadog アカウントにログインします。
  2. 左下の Account メニューで Organization Settings を選択します。
  3. Events API emails タブをクリックします。
  4. Format ドロップダウンからメッセージのフォーマット (Plain text または JSON) を選択します。
  5. Create Email ボタンをクリックします。

Events API emails セクションに、アプリケーションで利用可能なすべてのメールと、その作成者が表示されます。

送信

メールによるイベントの送信方法には 2 つあります。

アプリケーションから送信されるメールを完全に制御できる場合は、JSON 形式のメッセージを構成できます。JSON 形式では、Datadog に表示されるイベントのすべてを設定できます。

メールの送信元

JSON 形式のメールでは、次のフィールドを変更できます。

: JSON が適切にフォーマット化されていない場合や、件名が空欄の状態でメールが送信された場合は、イベントがイベントストリームに表示されません。

Datadog イベント {#Datadog イベント 1}

JSON 形式のメールでは、メールの件名はイベントに表示されません。タイトルの属性値はイベントタイトルに使用されます。イベントに表示されるすべてのデータは、メールの本文内に JSON 形式で定義される必要があります。また、本文が完全に適格な JSON 形式で定義されている必要があり、定義されていない場合、メッセージは無視されます。JSON を使用して送信されたイベントの例を以下に示します。

json イベント

: 標準的なメールクライアントでメールをテストすると、本文が HTML に変換されることがあります。これにより本文が完全な JSON 形式ではなくなるため、メールが無視されます。

アプリケーションから送信されるメールを部分的にしか制御できない場合は、プレーンテキスト形式のメッセージを使用します。

メールの送信元

プレーンテキスト形式のメールでは、次のフィールドを制御できます。

フィールド必須説明
送信者のメールアドレスはい送信者のメールアドレス
件名はいメールの件名
本文はいメールの本文

送信が有効なメールの例を以下に示します。

Sender's email: matt@datadog.com
Subject: Env:Test - System at 50% CPU - #test
Body: This is a test message showing that env:test is at 50% CPU - #test

Datadog イベント {#Datadog イベント 2}

メールの件名はイベントのタイトルに、メールの本文はイベントのメッセージになります。メールの送信者はイベントの一番下に表示されます。プレーンテキストにより送信されたイベントの例を以下に示します。メッセージ本文に # を使用してタグを追加できます。プレーンテキストで送信されるイベントの例は以下のとおりです。

プレーンイベント

Markdown

Datadog イベントのテキストは Markdown に対応していますが、Markdown に埋め込まれた HTML には対応していません。イベントテキスト内で Markdown を使用するには、テキストブロックを %%% \n で開始し、\n %%% で閉じます。

{
  "title": "本日のニュースをお届けします",
  "text": "%%% \n [サンプルリンク](http://example.com/session_id \"Title\") \n %%%",
  "priority": "normal",
  "tags": ["environment:test"],
  "alert_type": "info"
}

Markdown ブロックにリンクを埋め込む場合は、URL が正しくエンコードされていることを確認してください。

# エンコードされていない
http://example.com/session_id:123456

# エンコードされている
http://example.com/session_id%3A123456
PREVIEWING: rtrieu/product-analytics-ui-changes