概要
アプリケーションをエンドツーエンドで監視することは、ユーザーの体験を理解する上で非常に重要です。Datadog テストレコーダーを使用すると、これらの複雑なテストワークフローのための構成を簡素化することができます。しかし、Synthetics のリソースをプログラムで管理し、API または Terraform でブラウザテストを定義したいと思うかもしれません。
API でブラウザテストを管理する
Datadog では、まず Datadog UI でブラウザテストを作成し、API でテストコンフィギュレーションを取得することを推奨しています。
- ブラウザテストの作成とレコーディングの保存を行います。
- Synthetics の全テストのリストを取得するには、全テストエンドポイント一覧の取得を使用します。
type: browser
でフィルタリングし、API で管理したいブラウザテストの public_ids
を取得します。- ブラウザテストエンドポイントの取得を使用して、すべてのブラウザテストのコンフィギュレーションファイルを取得します。
ブラウザテストのコンフィギュレーションファイルは、後で使用するために保存したり、プログラムによってブラウザテストを複製、更新、削除するために使用することができます。
Datadog Terraform プロバイダーを使用すると、Terraform 構成を通じて、ブラウザテストや関連付けられた Synthetics リソースをプログラムで作成・管理することができます。また、既存のリソースを Terraform 構成にインポートしたり、既存のリソースを外部のデータソースとして参照することもできます。
ブラウザテスト
type
を browser
に設定した Synthetic テストリソースを使って、 Terraform でブラウザテストを作成・管理することができます。
プライベートロケーション
カスタムロケーションやセキュリティ保護されたロケーションから Synthetic テストを実行する必要がある場合は、 プライベートロケーションリソースを使ってテストを実行するプライベートロケーションを作成・管理できます。詳しくはプライベートロケーションのページをご覧ください。
グローバル変数とローカル変数
Synthetics グローバル変数リソースを使用して、Synthetics グローバル変数を作成・管理します。これはテスト間で安全に共有できる変数です。また、config_variable でネストされたスキーマを使用して、テスト固有の組み込みのローカル変数を作成することもできます。
同時実行数の上限
Synthetics 同時実行数の上限リソースを使用すると、並列で実行される Synthetic テストの数を制限することができます。
その他の参考資料